太田和株式会社

お知らせ

求人募集のお知らせ

2024.02.01

日々のこと

弊社では現在、営業職として働いて頂ける方を募集しております。
業界未経験の方もご応募頂けます。
芸術・服飾・日本の伝統文化など直接着物に関わらなくとも、
手仕事の世界に興味を持っていただける方を歓迎しております。

全国の作り手に会い、ものづくりを身近で感じ伝える仕事です。

 

募集職種:営業職
雇用形態:正社員(3か月の試用期間有)
     *雇用形態について、ご相談も頂けます
業務内容:弊社取扱い商品を全国の呉服販売店様へご提案致します

勤務地:弊社社屋
勤務時間(正社員雇用希望の場合):8:30~17:30(休憩60分)
休日:年間116日
   週休2日(日祝その他)土曜日は会社カレンダーによる、年末年始休暇、夏期休暇

その他条件や詳細については求人票をお送り致します。
まずはお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら  >

「出雲織」について

2024.03.21

商品のこと

木綿の一大産地である山陰地方
その中でも独自に発展している「出雲織」を4月の展示会では特集いたします。
弊社展示会は小売店様向けですが、多くの方に知って頂きたくご紹介です。
(写真は以前工房に伺った際に撮影させていただきました)

島根県安来市で制作されている「出雲織」は青戸柚美江氏により
工房として確立されました。
白鳥の里という場所に建つ、かやぶき屋根の家屋の趣のある工房です。

出雲織工房


工房には母屋とは別に、
藍を建てる甕が収められた棟や、絣糸を張って作業ができる作業場があり。
現在は柚美江さんのお孫さんの、和成さんが藍のお守りをされているそう。

作品を見るたびに、
藍の色のバリエーションが豊かだな、とまじまじと見ていましたが
藍甕を8本も持っているから色の調整がしやすいのだと。
濃い藍から優しい水色、逆しばりでできる白絣など・・表現が豊かです。

工房に藍甕があり、それぞれ濃度が違う
経糸を張っているところ

デザインは伝統柄には囚われず、各自でデザインするスタイル。
それぞれの作者によってオリジナルの作品が生み出されます。

使う糸は綿が中心ですが、
訪問した際には紙糸や蓮の糸など様々な素材を見せて頂きました。

機は少し小ぶりな機に、
特徴的だったのは無数の針の跡がある板が取り付けられていたこと。
木綿の糸は張力で伸びが出てくるので、
絣合わせの為に引っ掛けて調整しながら織り進めていくのだそう。

経糸を引っ掛けて調整する板が取り付けられている

個人的な話をすると、
まだ入社する前、なんの紬かも良く分かっていない頃。
家にあった母の着物で大好きだったのが青戸柚美江さんの出雲織でした。
深い藍色の中にぽつぽつと水玉が散っているデザインで、
大小の水玉のチラつき方、よく見た時の藍色の色数の豊かさが好きで
ほんとに良く着ています。(もう一枚欲しい・・・)

伝統的な表現の木綿とはまた違った良さ。
“木綿の着物”としてではなく、
長く愛着を持てる着物の一つの候補として出会って頂きたいです。

文責:太田千景

工房に置かれただるまさん

4月展示会のご案内

2024.03.18

展示会

夭夭
出雲織 展
と き 4月1日(月)2日(火)3日(水)
ところ 小華舎(弊社奥)

鳥取県の安来市で作られる出雲織。
青戸柚美江氏によって制作、発展し、
次世代に引き継がれています。
深い藍、絣の表現をご覧ください。

出雲織 青戸柚美江

その他、単衣夏物・工芸作家作品を展示いたします。
何卒ご来場の上ご批判賜りますようお待ち申し上げます。

3月展示会のご案内

2024.02.22

展示会

夭夭
宮古上布 展
【京都】
と き 2月29日(木)3月1日(金)4日(月)
ところ 小華舎(弊社奥)

【東京】
と き 3月5日(火)6日(水)
ところ 綿商会館3階
(東京都中央区日本橋富沢町8-10)

手績みの苧麻糸で織りあげられる宮古上布
それぞれの糸遣いや、きぬた打ちで出る
独特な布味をご覧ください。
着物や帯を出品致します。

宮古上布 仲宗根みちこ

 

その他、単衣夏物・伝統織物・工芸作家作品を展示いたします。
何卒ご来場の上ご批評賜りますようお待ち申し上げます。

2月展示会のご案内

2024.01.22

展示会

夭夭
東郷織物と夏帯 展
と き 2月1日(木)2日(金)
ところ 小華舎(弊社奥)

デザインから仕上げまで自社で行う
東郷織物の夏大島と薩摩絣
その精緻な絣としなやかさは他に類をみません。
併せて、自然素材や工芸作家の夏帯を出品致します。

東郷織物 夏帯

 

 

その他、単衣夏物・工芸作家作品を展示いたします。
何卒ご来場の上ご批判賜りますようお待ち申し上げます。